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久々拝見の佐ん吉さんは化繊だけど涼しそうな生成の着物。表情やリアクションの表現が豊かでうまなりはったなぁ。ちょっと押せ押せなので、強弱があればいいなと思う。
千朝さん最初は夏だけど『天神山』。
前に酒席でへんちきの源助はへんちきを意識した、いわば作られたへんちきだから本当はへんちきではないのでは、というようなことを話していたのだけど、千朝さんのは「人と変わったことしなきゃ、だってへんちきだもーん」みたいな科白が入っていたので、やっぱそうなんかなぁ、と。ここんちのへんちきはへんちきじゃないらしい。
やっさんと狐のやり取りは、ほのぼのとした気持ちにさせられる。結構でした。
『禍は下』久しぶりかも。枕は定番のやつ。旦さんが網でぴゃーとか、云うてしまいますわぁとか同じ科白同じ動作をまったく同じようにやりはるんで、リピート具合が可笑しい。云うてしまいますわぁが前の二つと違ってホントに云う時には観念した様子が出てて、それが新たな発見。
『肝つぶし』も久々に聴くネタ。サゲで兄が「肝がつぶれた?」の後に「よかった」て云いはって、その科白1つに千朝さんのやさしさを感じる。それでは由松は救えへんけど妹は手にかけいですむ、これが兄の本音かいなぁ。
お嬢さんが襦袢一枚になって布団の端に入ってきて、、、のくだりでだんだん前のめりになっていく兄のおっさんくささがおもしろかった。
抽選会はスカだったけど、毎年恒例お盆の千朝さん聴けてよかったよかった。
『寄合酒』 桂 佐ん吉
『天神山』 桂 千朝
『禍は下』 桂 宗助
『肝つぶし』 桂 千朝
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