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今回は藤原竜也と小栗旬という2大アイドル?の共演とあって、かなり争奪戦だったのだが一緒に行く藤原くんファンのマダムのおかげでなんとか眼福の栄誉にあずかった。
だからー、ドラマシティでやんないでよぉ蜷川さん。せめてBRAVA。
そんなんで、藤原竜也、小栗旬、鈴木杏、白石加代子、吉田鋼太郎+蜷川幸雄VS井上ひさしの新作!とあれば前評判は否応無に高まるってもんなんだろう。
諸般の事情により大幅の遅刻。場面はおろか誰が誰やらサッパわからん状態で観劇開始。
どうやら巌流島の対決その後の話。生きていた小平次ならぬ小次郎が沢庵和尚の禅寺で武蔵とバッタリ、3日後にまた決闘をするらしい。何故か柳生宗矩がいる。
人を喰ったようなラストの展開にはちと、うーんな気もするが、井上ひさしらしいとも思う。あんまし知らないけど。
禅寺のセットがめちゃ幽玄で美しい。
能舞台を模したような渡り廊下と道場みたいな部屋。バックには竹の群生が時折風に揺れて音を立てる。時には清々しく、時には妖しく。んで夜になるとでっかいお月様。
殺伐とした何にでも見立てられる舞台美術が多い中、ひさしぶりにカッコいい絵を見た気がする。
金かけようぜ♪、収益がっぽがっぽの商業演劇なんだから(笑)。
以下、覚書
禅寺での修行「サンノウゼン」がドイツ語に聞こえてしゃあなかった。
5人6脚に爆笑。
思わぬことに鈴木杏ちゃんのお能の謡がそれっぽく聴こえ、逆に白石さんがもひとつ。“それらしい声”みたいなのってあるのね。蛸の能、おもろかったぁ。
久々にコメディどっぷりの藤原くんを堪能。吉田鋼太郎はじめ周囲の盛り上げぶりも影響して大いに発奮。でもやっぱキャラ的にはストイックで剣の道を邁進している宮本武蔵そのもの。はい、そーいうんが好きなのよ。
今回いちばんよかったのは、沢庵和尚役の辻萬長さん。この方はメンバー唯一こまつ座の人らしいが、沢庵和尚としてもよかったし、役者としてもかなり見ごたえあった。
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