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むちゃくちゃそそられた、というほどではなかったのだけど、名古屋は近いし、当代先代で大好評だったとかなんとかあったので、つい歌舞伎座遠征の勢いに乗じてしまいましたの。
観終わって、正直名古屋くんだりまでのこのこ出向く(しかも家庭の事情で往復新幹線)ほどではなかったな、というのが正直なところ。
とはいえ、観てなきゃ観てないで気になるし、おもしろくなかったわけではないから、白黒つけるのは難しい。
主人公はおなじみの弥次さんと喜多さんで、お江戸日本橋を出発して名古屋であがりというご当地バージョン。
宿場宿場でいろいろ騒動に巻き込まれたりするのは周知の通りだけど、オムニバス形式でもあるからブツ切れ感は否めない。前半に出てきたスリの姐御と子分はどこいった?鞠子の宿でのとろろ騒動も思ったほど盛り上がらず。お家騒動・敵討に巻き込まれて、と歌舞伎らしいネタも織り込んであるけど、ちょと消化不良。
趣向的には追いはぎの小屋んとこが一番おもしろかったかな。
弥次さん喜多さんで馬の足をやる場面、二人の身長差を逆手に取ったネタに爆笑。花魁の下駄を履いた弥次さんがお約束の八の字歩き。
途中途中何回か客いじりのアドリブシーンがあるのだけど、これもイマイチというかまだまだというか。ちょと冗長気味でダラダラ。
前2回が大好評だったというのなら、やはり二十一世紀歌舞伎組はまだまだってことなのかね?
中日劇場は宙吊りのルートが斜めなのが名物で、しかも今回は逆向き。2階席後方から舞台に戻って来るという珍しい趣向。猿之助さんのアイデアにはほとほと感心。
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