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4/17文華の勉強会 第3回

 投稿者:まゆ  投稿日:2009年 5月18日(月)02時23分2秒
  なんとか脱出してギリギリ間に合った。今んとこ皆勤中。
あんまりやらないネタをさらいなおし、商品化を見極める目的の勉強会。超マニアックな落語ファンが多数来場しているとのウワサ。そんなんで、文華さんにはいろんな意味で緊張とプレッシャーの会だとか。
ある意味気心が知れた、というんもあるんでしょう、枕がうだうだっと長く、時折込み入ったここだけのハナシも。それがまた可笑しくもあり。

初席は『つる』。きーさんが鶴の因縁にマジで感心しているのが可愛くて可笑しい。最近聴く人のって大概なぶられているのをわかってて、バカにすんなでもおもろいから誰かに云うたろ、みたいな設定が多いけど、やっぱ素直なきーさんの方がのんきな落語らしくていい。

『厩火事』の枕がかなり赤裸々で、こんなところで鬱憤晴らしてどうすんの、みたいな。でも枕で聞いている分には他所の御宅のゴタゴタはかなりおもろい。
そんなんで、つながりがないわけではないけどかなりダラダラな枕でひとしきり笑って本編へ。上目遣いのお咲さんの表情がキモカワイイ。

中入挟んで最後は『太鼓腹』。ちょと早口で間が詰まっている感じ。なのに針が抜けないくだりは、ものすごく痛い。取り立ててリアルでもにめいっぱいやってはるわけでもないのに、抜こうとするたびゾクッときた。ううう、やっぱこの噺キライ。演者が上手いほど、くるもんなぁ。

次回、番外編。「まるまる出丸の会」で『植木屋娘』をおさらいするとのこと。あの会なら、、、、ですね。

『つる』 桂 文華
『厩火事』 桂 文華
『太鼓腹』 桂 文華
 

4/15まるまる出丸の会 第111回

 投稿者:まゆ  投稿日:2009年 5月18日(月)02時21分41秒
  前回のまるまる以来、約1ヵ月半ぶりの落語会。
それなのにそれなのに。でも近くて安いこの会、夜の街を駆け抜け3席目の途中から潜り込む。

お初の新作は途中から聴いてもハナシがわからん。それでも随所でコネタに笑う。くまざわさん作。米二さんはここんとこ(つっても2ヶ月前に遡るけど)、立て続けに新作を聴いている。個人的には第三弾。奥さん連中の科白が東京弁ぽくて違和感。ここは時代設定なぞ気にせず、こてこての古典落語言葉でいってもらいたいところ。

出丸さんの『花筏』は初めて。「身代わりが二分で、夜中に提灯張ったら日に三分」で大爆笑。やるか!徳さん。
そうそう、枕に出た相撲の八百長云々のハナシ。まさしく『寛政力士伝』の谷風人情相撲ですな。持ちつ持たれつ納得づくの、なんでもかんでも愛想なく八百長なんて云っちゃダメですぜ、ダンナ。

『延陽伯』 桂 雀太
『狸の化寺』 桂 出丸
『ご近所の掟』 桂 米二
『花筏』 桂 出丸
 

「十三世片岡仁左衛門」

 投稿者:まゆ  投稿日:2009年 5月18日(月)02時20分41秒
  去年の夏大阪で一挙上映をやった折、スケジュールの都合で一部と二部しか観れず、切ない思いをしたのが、なんと。
京都で一回限りの上映会。しかも、行けない金曜がすでに観た一部と二部、土日で残りが補完できるというラッキーなめぐり合わせ。2本立てで1800円て、前回よりめちゃ安い。更に偶然両日とも京都に帰ってる時だったので近い。
京都は北白川にある春秋座。入るのは初めて。行くのは初めてではない。だって母校。図らずも卒業した大学に久々に足を運ぶ機会も得たというわけだ。

今回観たのは3〜6「人と芸の巻(上)」「同(下)」「孫右衛門の巻」「登仙の巻」。
どの巻も今は観ること叶わぬ十三世の至芸が堪能できる。『新口村』の孫右衛門は本番じゃないのに涙を誘う。
舞台中継じゃないから、そっちの目で観てしまうとヘタなカメラワークでどーよなのだが、あくまでも十三世仁左衛門の記録。特に晩年の眼が御不自由になられてなお、という思いで観てしまうと、よけいにその凄さをフィルムを通してだけど実感。

松嶋屋ファミリーへのインタビューや座談など嬉しいオマケもてんこもり。画面の端っこにちらと映る孝太郎さんやラブリンが若い。
ラブリンて、とっつぁん坊やだったのね。老け顔というか、変わらんというか。

「登仙の巻」ラスト、ご家族でお墓参りをしている場面。泉下に入られた事実を突き付けるようなリアルすぎるエンディングはちょとキツい。ここまで撮るか?という気もした。まあ、ドキュメント映画だから、リアル結構なんでしょうけどね。個人的に最後は蛇足かなと思う。


しかし。全部観れてよかった。
 

ラックシステム「お弔い」

 投稿者:まゆ  投稿日:2009年 5月18日(月)02時18分17秒
  15周年記念公演第一弾は新作。リリパ系をHEP HALLで観るのは初めてか。HEP HALL自体めちゃ久しぶり。

いつものとおり、チラシに書かれている素筋と全然違う内容になっていた。
前半2/3がダラダラ進んで疲れた。多少の波があってコネタはおもしろいんだけど、ストーリーの流れがイマイチ。後半1/4で一気に登場人物も増えて謎が解けていって(ホントは解けてなかったんだけど)、怒涛の展開を見せるという、まるで明治探偵講談のような話。ラストでコングさん扮する探偵?の一人しゃべりでオチをつけるのも、それっぽい。


リリパメンバーにレギュラーゲストに初めて観るお方と、狭い舞台に入れ替わり立ち代り大人数の賑やかな、でも寂しく切ないお芝居。
それにしても、あの秘密の部屋はスゴかった!
仕掛け、っちゅーほどのものではないただのハコといえばそれまでのものなんだが、おもろかった。あの部屋がこの芝居の主人公、と云っても過言ではなかろう。
そして最後の最後にちらっとしか出てこないけど、『らくだ』みたいに芝居が始まった時にはもう既にこの世の人ではなかった人だけど、赤坂さんが真の主人公だったというのもあながち間違いではなかろう。
 

3/4まるまる出丸の会 第110回

 投稿者:まゆ  投稿日:2009年 5月18日(月)02時17分13秒
  大幅に遅刻。なんでこんな日に限ってみんな時間のかかる仕事を頼むのよ。福笑さんに間に合えば、との思いを込めて夜の街をひた走る。

「できちゃったらくご」でネタおろしを聴いた『はははぁ家族』、独演会で大幅にリニューアルしたとのことなので、どう進化したのか聴いてみたかったのだ。半分くらい進んでたのかな?不眠症のお父さんとその娘、精神科医?の先生との不眠症治療のアレコレをする場面。いつものように、めくるめくギャグの嵐、呆れるものもありつつ、やっぱ爆笑させられる。そして前回ダラダラの原因、動物園に行くくだりはスッパリとカット。この大胆なリニューアルぶり、やっぱ福笑さんだなぁ。。。。全部聴けなかったけど、おもろかった。

出丸さんの『一文笛』も過去にこの会で聴いたか。秀さんが出丸さんと等身大で、感情移入されているようにみえる。切なくなるけど、必要以上に湿っぽくならないのがいい。
さてさて。
『一文笛』でいつも疑問に思うのは、左の手で懐にあるものを取り出すのって難しくないんかなぁ?ってこと。いっそ左の袂から取り出す方が見た目もスマートでいいように思うんだけど。左利きの人って、普段から懐にモノ入れてるんかなぁ?

『つる』 桂 とま都
『天王寺詣り』 桂 出丸
『はははぁ家族』 笑福亭 福笑
『一文笛』 桂 出丸
 

3/1上方、江戸 噺の会 第2回

 投稿者:まゆ  投稿日:2009年 5月18日(月)02時15分57秒
  昨日先週と宗助さんの会(太融寺&気楽堂)によんどころない事情で行かなかったので、つい。
だって、8日の「雀三郎出丸二人会」以来なんだもの。先週講談会に行けたけど、それでも二週間以上ぶり。落語は三週間ぶり。あの時の三連チャンがウソのよう。
そん時生まれた子牛は、もうとっくにドナドナ売られて食卓に上がっているハズよ。

東西交流会、江戸の人は名前を聞くのも初めてなのでよくわからんが文華さんと小染さんやし、いっか、と。
女風呂の呂に竹輪の竹の呂竹さん、ウケ具合は微妙であるが距離は縮まった感じ。妄想のところとか風呂に行くところとかいろいろ端折られ短めの『延陽伯』。1席目でダラダラ長くされても困るからちょうどいい。

飲めるの男が「つまろかな、こりゃつまらん」と科白の稽古をしてそのたびに「よしっ」と小さくガッツポーズするんがめちゃ可笑しい。その動作そのものも可笑しいけど、このくり返しがなんとも笑える。

東京の竜楽さんとやら。なんか、言葉がいまいち。
禽太夫さんはベテランそうな人で登場人物の書き分けがうまい。
まあ、でも保険(小染、文華)があってよかった。ごめんなさい。正直なところ、暫くしたら印象も何も忘れちゃった。と、いう感じ。

最後は小染さんの『高津の富』。なんか意外なネタ。ホラふきのおやっさんが割とすぐ気づいてあっさりめだったのでテンポよく聴きやすかった。宿屋の主がソッコー気づいたのは意外な展開だったけど、これはこれで。

『延陽伯』 笑福亭 呂竹
『二人ぐせ』 桂 文華
『堪忍袋』 三遊亭 竜楽
『岸柳島』 柳亭 禽太夫
『高津の富』 林家 小染
 

2/24旭堂南海の何回続く会? 第239回

 投稿者:まゆ  投稿日:2009年 3月31日(火)01時16分12秒
  お題が『真田安房守昌幸』から『真田三代記』に変更。やったぁ。
てことで、前回の続き。少し巻戻したところから砥石城攻略、脱線ネタもあれこれ盛り込んで、村上義清が越後に逃げ込んで長尾景虎に援軍を請うまで。
よって、来月から川中島のはじまり。
どこまで連続で来れるかドキドキ。大助までいくとなると、途中から『難波戦記』にかかるし、かなり長丁場になりそうな予感。がんばろう。


脱線ネタの中に出てきたお使者のハナシ、あれ確か『上杉謙信の塩送り』に出てきたやつ。まるで『延陽伯』の「すたんぶびょう」みたいな妙な言葉。
初めて聴いた時はけったいなハナシやなぁと思ったけど、講談ではかなりポピュラーなネタらしい。謂れを聞けばありがたい、じゃないけど意味が分かれば納得の「へんぷく」。

『真田三代記』
 

二月花形歌舞伎 at 大阪松竹座

 投稿者:まゆ  投稿日:2009年 2月23日(月)01時16分1秒
  浅草花形の公演をするなら、浪花花形の公演も続けてくれればいいのに。まったくまったく。
とはいえ、楽しみなのはしょうがない。

昼の部
『毛抜』
獅童の粂寺弾正が団十郎口調ソックリで科白を云うたび笑いそうになる。でもあまりにもヘタで観終わって疲れた。動きもあまり細部に神経が行き届いていない印象。磁石持ってる人ですら足の親指は立ててるのに。ビックリのポーズもぐらつきすぎ。秀太郎にいいよる様はスケベたらしくておもろかったけど。
八剣玄蕃の薪車さんがいかにも白塗りの悪役っぽく好演。元がいいからってのもあるけど似合ってる。


『鷺娘』
先月歌舞伎座で本家?玉三郎のを拝見したけど、今回は七之助。最初動きが硬くてそのくせ妙にクネクネとしてギクシャクした印象。ピンクの衣装になってからは柔らかみも出て舞踊らしくよかった。ホンマモンの若さに+娘さんらしさが。鷺の衣装にぶっかえってからはまた少々ギクシャクし出したけど、袖を振る様はちゃんと羽ばたいているようで、まずまず鷺の態にはなっている。鷺娘が息絶える最後のところ、玉三郎の自己陶酔の世界は「鷺娘の死を演じて」いて、七之助のは「鷺娘を踊っている」という違いを感じた。
「鷺娘」はすでにあちらのが定番とはいえ、舞踊らしいのも悪くないと思う。


『女殺油地獄』
正直、ラブリンがこんなけやるとは思わなんだ。大阪の子だから大阪弁が自然なのは勿論だろうけど、与兵衛の悪態は子供の時に誰もが口にしたことがあるような言い草ばっかりで、仁左衛門は手馴れの上手さで絶品だったけど、ラブリンのは若さの分かリアリティを伴ったホンマにこんなんおるっちゅう悪ガキ。殺しの場面も一心不乱にマジごけしてるんが追い詰められてイッちゃってる風でよかったかも。でもここそこで笑いが起きるってことは、まだまだってことなんかなぁ?

亀治郎(お吉)の口調は藤十郎丈ぽくて(番付では秀太郎さんに習ったと云っていたけど)、そのせいかシロウト耳では大阪弁らしく聴こえたけど、雰囲気がやっぱり江戸っぽい。「お隣のお姉さん」て感じでもなかったように思うので、与兵衛との関係が微妙な印象。油ですべってすってんころりする時でもちゃんと足さばきが女になっているのは、えらいなぁ。ここで必要かどうかはしらないけど、色気はあんましなかった。
逆に獅童はしょうがないとはいえ大阪弁が全然で、科白回しもふわふわして一人浮いている印象。勘太郎くんと男女蔵さんは侍だし、七之助は夏祭の琴浦みたいな役だし、鶴亀さんは時々?な時もあるけど浪花花形メンバーだし、一人上方アウェイみたいで余計悪目立ちしたんかもね。

竹三郎さんの母と橘三郎さんの父、特に竹三郎さんの切々とした母心に泣かされた。ここがうまくいかないと与兵衛の改心に繋がっていかないんだろう。
与兵衛とケンカする客の山左衛門さん、おいくつか知らんけど大丈夫かいなと思うくらい大暴れでおもろかった。要所要所ワキがギュッと締まっていてよかった。



夜の部
『吹雪峠』
宇野信夫作の新歌舞伎で、兄貴(ラブリン)の女房(七之助)を寝取った弟分(獅童)が吹雪の山小屋でばったり出くわす話。
三人三様の思惑と極限状態に陥った人間の心理描写がおもしろい。出会ってすぐの時は殺されたってかまわねぇ、とかなんとか云っていたのが、いざ兄貴にそーいう気がないことが分かると、刀を突きつけられてももう冒頭のような殊勝な心根はなく、助かりたい一心であーだこーだ御託を並べ、挙句の果てには惚れて惚れられ駆け落ちしたはずの相手をも見放しつかみ合いをする始末。

その心変わりと慌てふためく様が滑稽で、そこにこの作品の面白さがあるのだけど、あくまでシリアス路線のお芝居だと思うので一人コメディに走る獅童に違和感。ここで笑わせてどーすんの、という演技の連続で、逆に超シリアスで突っ走るラブリンが浮いてみえる。歌舞伎は勿論、映画とかドラマとかですらほとんど観たことはなく、舞踊はヘタだったけど演技は、と思いきや。おもっきり歌舞伎調の作品はそれなりにごまかせても新歌舞伎だと、歌舞伎らしさはまったくナッシング。個人的にイマイチなだけで、それが良いか悪いかはしらないけど笑わせる芝居ではないハズだから、やっぱそれ以前だと思う。
七之助はヤクザ者の女房の艶っぽさと惚れた男への一途さと女の強さが出ていてわりと好演だったけど、ちょと獅童に引きずられるところもあったりして。
ラブリンはこの役ニンじゃないように思うが、ヤクザの旅姿はそれなりに似合っていたので長谷川伸を観てみたいと思った。あ、「国定忠治」でもよいかも。

ひとつ気になるのは、山を登ってきたという態か、階段を設えたスッポンから出入りすること。いいのか?人間が使こて。

『源平布引滝〜実盛物語』
これは素性瑠璃で聴いたことがあるが、人形付はおろか歌舞伎も初見物(そのくせ見覚えがあるので記憶が気持ち悪いんだけど)。直前まで『盛綱陣屋』と間違えてたわ。『義賢最期』の後の話になるのかな?白幡を持つ女の腕を切り落とすくだりは大学の授業で聴いたっけな。
真面目に型どおり(推測)丁寧にこなす勘太郎くんに好感。観たことはないけどところどころに勘三郎さんらしきものがうかがえる。時代の重厚さには欠けるものの、いかにも花形〜のさわやかくんの実盛。「笑顔がステキ」なのはいいけど時々侍らしくなくなるのは×。後はハラが入れば、ってそれが重要でまだまだなんだろうけど。
あと役者のせいではないけどこの作品、実盛が子供を構いすぎるのがね、ちょとウザいというか余分というか、なんでこんな場面あるんだろ。て思う。

爺役の亀蔵さんと婆役の吉弥さんがよくて、バイプレーヤーの引き立てで盛り上がりを見せた感あり。まともな役の亀蔵さんて、久しく観てない?吉弥さんには是非竹三郎さんのやりはるような役をどんどんやってほしいな。六段目のおかやとかどうよ。美しいお姿もまだまだたくさん観たいけどね。男女蔵さんの瀬尾も好演。
他は、葵御前:鶴亀、小万:亀治郎。

『蜘蛛絲梓弦(くものいとあずさのゆみはり)』
今回昼夜通して一番の眼目はコレ。去年の博多でも好評だったと評判だけ聞いていたから、期待は否応無に高まるってなもんで。だって「市川亀治郎六変化相勤め申し候」だもん。
やっぱりね、亀治郎に猿之助の血を感じざるを得ない。理屈抜きにワクワクさせられるケレンの連続と役の数々は歌舞伎ならでは。
どっから出てきてどっから引っ込むのか見逃すまいと、舞踊を楽しみつつもあちこちに神経を尖らせる。階段に筋が入っていたから怪しいとにらんでいたら『四の切』でやられた手、揚幕のチャリンでフェイントかまして一瞬で舞台に現れたと見せかける術。今回は引っかかりませなんだよ(笑)。
頼光と薄雲太夫の立ち回りはかなりスピーディでスリリング。若い若い〜。
全員登場するはずなのに1人なかなか出ないな〜と思ってたら、最後の最後に登場。ラブリンの押し戻しで勢ぞろい。荒事向きじゃないよなと思いつつ、お遊びの科白も含めて、まあごちそうでしょうかね。
またしても獅童さんは、けっきょくこの人は基本ができていないのだね、という結論に至る。カッコよく決まっている時もあるのに、ふとすると油断しているのか型が崩れている。んー、まあどうでもいいや。あんまり拝見する機会はないだろうからね。しかし、白塗のお顔は当代錦之助に似ていると思った。イトコだもんね。

昼の部観た日に幕見しようと思ったら、朝早々に売り切れていた。思うことは皆同じかぁ。チケットも売れ行きよかったみたいやし。
最近、歌舞伎も流行ってるの?
 

2/8雀三郎・出丸ふたり会 第4回

 投稿者:まゆ  投稿日:2009年 2月23日(月)00時46分1秒
  今年に入ってからの不調がウソのような三連チャン。今回から整理番号付きで、そんならもっと早くに買っておくのだった。久々に二階席、でも最前列はキープ。てか、今年繁昌亭初めてなんだよ〜。

復活?の雀太さん、お久しぶり。イキオイのあるしゃべり方は顕在なれど、少々落着きが出てきたようにも。前より聴きやすい。このポイントは津駒大夫さんと同じだな。「ここ(眉間)をバーン、鼻血ツー、胸がスーッ」の繰り返しが毎回同じトーンで可笑しみが。

新しい髪型、上から見ると毛の流れがよくわかる。最初は『近日息子』、久々に聴く。長屋の謝らない男のことをしゃべる男の怒りと興奮の様が可笑しい。人によって異なるこのくだり、しょーもないことで怒っているのがたわいなくって楽しい。

雀三郎さんの物売りの声、やはり独断場と申しましょうか、竿竹で舞台袖までいってしまうんとか金魚屋でおでこゴツンとか、いいねぇ。これがなくちゃ、という定番の安心感?
風邪ひき男がうどんをすするシグサで拍手喝采。大ベテランの人にそんなんでって、とは思うけど、やっぱうどんが食べたくなる丁寧さとリアリティに「落語を見ている」気分が盛り上がるのはわかる。超スタンダードでほっこり。

鍋奉行の枕に『ふぐ鍋』モードでいたら冬の噺と『不動坊』。こっちでしたか。
これが近来稀にみる流暢さで、お好きなネタということもあるんでしょうが大ヒット。かまなければいいかというとそういうことでもないんだが、プラス風呂屋のくだりに屋根でのゴジャゴジャ、どこを取ってもハズレなしで文句なしの面白さ。毎回これだったら、というのは決して云うまいが本領発揮で満足。
この次が中入。

最後は『植木屋娘』。怒涛の如く飛び出す幸右衛門のセリフ、活気づいたイキオイのある展開にぐいぐいと引き込まれる。雀三郎さんのきょとのあわてもん、大好き〜。雀三郎さんのは二席とも「この人のこのネタ」のグッドチョイスで、雀三郎さん聴くのも久しぶりだからよけいに嬉しかった。

お二人とも気合が入っているのが伝わってくる渾身の会。協会に復帰しはってここでやりはる機会も増えるだろうけど、続けてほしい会のひとつ。

『天災』 桂 雀太
『近日息子』 桂 出丸
『かぜうどん』 桂 雀三郎
『不動坊』 桂 出丸
『植木屋娘』 桂 雀三郎
 

2/7らくご・らいぶ in GM-1 第19回

 投稿者:まゆ  投稿日:2009年 2月23日(月)00時42分16秒
編集済
  京都からだと1時間くらいかかるけど、帰りが便利なこの会場。

よく見ると吉の丞さんて、松緑さんに似てるような気がする。
噺の出だしで『かぜうどん』やったっけと思って気がついた。吉朝一門の『時うどん』は東京の一人バージョンだということに。そういえば、しん吉さんだけは上方二人バージョンで、吉朝一門ではしん吉さんのしか聴いたことがなかったのだわ。割箸が割れてる、先が濡れてる、ネギが付いてる、の三段オチが可笑しかった。

米二さん、二席とも昨日と同じ着物、ついでに昨日も新作と古典。
くまざわあかね作。最初、『所帯念仏』の現代版のようでそのまま続くのかと思いきや、次々場面が展開し、だんだん登場人物が増えていく。各々がマシンガントークの嵐でしゃべるわしゃべるわ、よう口が回るなと感心。孫に対してイキナリ豹変する態度としゃべり方が可笑しい。
ストーリー上必要なシーンばかりなのだろうけど、もう少しコンパクトにまとめた方がよいように思う。いつまで続くのかという多少の不安と、ちょとだらだらした印象が残る。

さて、出丸さんの『蔵丁稚』。髪型を変えたとか。だいぶ気にしてはるご様子だが、個人的にはこっちの方が似合っているように思う。また少し若返った感じ(笑)。
アウェイにしてはいつもより少々アレかも。でもネタおろしの時よりはずっと良くなっているし、もちろんコンディションも「まるまる」よりずっといい。芝居がかっているようないないような微妙な科白回しも気にならなくなったし、後はおなかに入れば(早幕で突っ走った感じ、ジェットコースター落語?)。内容と文言を知っているから早口でも気にならず理解できるのかもしれないけど初聴きの人は、、、、という危惧がなきにしもあらず。いつも云ってるような気もするけど、捨てるには勿体ないので続けて口演してモノにしてほしいなと。

お子さんもいるけど夜這いの噺、、、と『口入屋』。こちらも昨日と同じ緑の着物。さっきの噺に出てきた夫婦のたたみかけるような口ゲンカもすごかったけど、女子衆のタテ弁も爽快。番頭のニターっと笑う顔がマジでスケベたらしく、こういうのはそれなりの年齢に達した人ならではという気がする。スケベオヤジ顔は年齢がモノを云う。『口入屋』って『百年目』とはまた別のイミで年齢の貫禄が必要なネタなのかも?

『時うどん』 桂 吉の丞
『定年日和』 桂 米二
『蔵丁稚』 桂 出丸
『口入屋』 桂 米二
 

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