不動産投資  静岡の求人・転職  
teacup. ] [ 無料掲示板 ] [ プレミアム掲示板 ] [ teacup.コミュニティ ] [ ブログ ] [ チャット ]

[ ケータイで使う ] [ BBSティッカー ] [ 書込み通知 ] [ teacup.>舞台/ミュージカル ] [ 検索 ]

全200件の内、新着の記事から10件ずつ表示します。 4  5  6  7  8  9  10  11  12  13  |  《前のページ |  次のページ》 

10/8過激特集

 投稿者:まゆ  投稿日:2008年10月16日(木)02時53分56秒
  去年の糞尿落語会の第二弾、今回はバイオレンス特集。

『蛸芝居』でバイオレンス?まあ、そんな場面がなきにしもあらず、たまさんのことやし、なんかしよるんだろう。
バイオレンス系のショート落語を数本して本編は、旦さんが起こすところを省いて掃除のところから。他もところどころつまみながら、バイオレンスのメインは落ち延びる奴の立ち回りに蛸と旦那の攻防戦。身の軽いたまさんならではのアクションもふんだんに、まさにバイオレンスの嵐。王道云々はともかく、めっちゃオモロかった。
一番オモロかったのは面長の蛸、だけどね。

福笑さんは2席とも自作のん。ダジャレの嵐。前半と後半で話変わってるし。満身創痍の同室の人の痛みは想像を絶するオソロシサ。でもおもろいねん(←ヒドイ)。

『蛸芝居』以上にハテナなのが『蛇含草』、バイオレンスというかホラーだな。三喬さん曰く「松喬一門は穏やかなんです」。途中、福笑さんを喜ばしとかな、と餅箱は食わいでもええけどと云いつつ壊して火鉢で焼きだす。バイオレンス?

去年の会はちょうど結婚記念日だった生喬さん。そういえば。『須磨の浦風』はバイオレンスより糞尿系じゃないの?そんな気持ちを察するかのごとく、風を入れた長持のふたを閉める時に思い切りバーン挟んで痛ったーーー、と一応バイオレンス。こんなんばっかり。やはりバイオレンスは福笑一門の専売特許なのかも。

最後はさっきの『入院』以上にエゲツナイ噺。バイオレンスというか、スプラッタ。筒井康隆の短編みたい、シュールで怖い。痛い描写が苦手な私ももはや痛みを感じないとことんイッちゃった世界。福笑さんならではの噺だなぁ。

。。。。。。来年も、あるんだろうか。

『蛸芝居』 笑福亭 たま
『入院』 笑福亭 福笑
『蛇含草』 笑福亭 三喬
『須磨の浦風』 笑福亭 生喬
『脂肪遊戯』 笑福亭 福笑
 

10/5はやかぶの会 第84回〜15周年記念会

 投稿者:まゆ  投稿日:2008年10月16日(木)02時46分31秒
  諸々の都合とはこれ。記念の会やし、久しぶりやし、何より招待券をいただいたので行かずんばなるまい。

開口一番は瓶成さん。独自のクスグリやアレンジを施して笑えるんだけど、ちょっと原型をくずしすぎているように思う。もう少しスタンダードにした方が、、、、工夫と改変は違う。
あと、登場人物がやたら攻撃的で怒っているようにしゃべるのも気になった。それで笑いを取っているところもあるが、あんましいい気分じゃない。

文華さん曰く、はやかぶメンバーの鍋奉行は銀瓶さん。ふぐイコール鉄砲を単に「当たる」という人と「たまに当たる」と云う人とあるけど、どっちがホントなのかな?どっちでもいいけど。
ふぐを勧める旦さんの云い方がむちゃ可笑しい。やたら大橋さんっ大橋さんっと名前を連発、しまいには大橋さんの息子の就職を取り消すとまで云い出すし。もうっ、腹黒すぎる。文華さんもけっこうおこものマネ、似合てはるね。

中トリわかばさん。御寮人さんの金切り声が少々耳に痛い。お竹とか長科白が多いからか、ちょと眠かった。

たのしいたのしい休憩の後は、『天狗裁き』は久しぶりに聴く宗助さん。天狗の声色が一段と凄みを増して恐ろしく、だからこそ聴きたがるさまとのギャップが可笑しい。徳さん、家主さん、お奉行様の「そやけど、、、」となるまでのタメもタイミングよろしくパターンなんだけどおもしろかった。

「私が鍋奉行の銀瓶です」。
芝居噺の枕でよく歌舞伎は高い落語は安いと云われるが、確かに高いけど三等や幕見は高くないし、4時間たっぷり楽しめることを考えたら、落語会より安い場合もあるんだけどなと思う。最近高いよ、落語会も。スキル対価格もあるしね。歌舞伎と落語の違いで、あちらは出演者が開場前に入場整理はしない、に(笑)。
若旦那が刀に手をかけての定吉のおびえ具合がリアルというか、めちゃ可笑しかった。

トリは瓶太さん、ちょと人情系に走ってか湿っぽく、弟のしゃべり方が少々ウザく感じる。大概この方は湿っぽいしゃべり方しはるが、これは特に。つって米二さんの『鴻池の犬』で泣いたものとしては人情系オッケーなんだけど。


最後は鹿芝居。配役はおやっさん:銀瓶さん、女房:宗助さん、盗人:文華さん、兄貴:瓶太さん、犬/財布持って行く男:わかばさん。
いやもう、文華さんの盗人メイクも似合ってたけど、ここは宗助さんに尽きるでしょう。オモロすぎる!中身には触れないけど、とにかく大笑いの一幕。楽しそうにやってはるんが伝わってくるのもよかった。

次回はまた半年後?ワッハがなくなるまでしばらくは年2回ワッハホールでというスタンスになるらしい。ほそぼそとでも続けてほしい。

『つる』 笑福亭 瓶成
『ふぐ鍋』 桂 文華
『悋気の独楽』 桂 わかば
『天狗裁き』 桂 宗助
『七段目』 笑福亭 銀瓶
『鴻池の犬』 笑福亭 瓶太
「コント、おごろもち盗人」
 

10/4五代目桂 米團治襲名披露興行 at 京都南座

 投稿者:まゆ  投稿日:2008年10月16日(木)02時44分46秒
  母が松竹の先行予約で取ってくれるというのでお言葉に甘えて。ホントは2日目がよかったのだけど、諸々の都合で。なりたてほやほや、しょっぱなやしね、これはこれでいいか。
桟敷席には祗園のキレイどころがズラリ。だから一般客はチケットが取れないんだよ!と思いつつも華やかで、南座ならではの風景だなぁ。
キレイどころはともかく、今回NHKのカメラが入っているせいで、センター後ろの席がほとんど潰されている。おまけにスタッフがやたらウロウロしていて邪魔なことこの上ない。なんか、ムカつく。


長い長いロードの第一回、記念すべき?開口一番は宗助さん。後に控えし豪華メンバーと広い南座の舞台をものともせずいつもどおり落ち着いた高座で、たーちゃんもかわいくて○。

たぶん、落語を聴くのは初めてだと思う。枕でその辺のオバチャンに「こぶ蔵さん」と云われたとおっしゃってたが、私の場合、正蔵という名前がしっくりこない上に、前の名前も久しく聞かないので忘れちゃってたりする。
ネタは西行さんが駆け出しの歌人であったころの噺、初めて聴く。西行さんが侍のようで侍でなしという口調で、さらに登場人物が皆同じに聴こえる。この方はいつもこんな感じなんですかね?なんかもふたつ。

文珍さんもナマで落語を聴くのは初めてかな?同じ説明の繰り返しをせずスピーディに進むので小気味よくもあり、タメが少ないので物足りなくもあり。科白のもたつきも少々気になるけど、華やかな雰囲気はやっぱテレビに出てはる人故かなぁ。

御年79才(だったと思う)東の超重鎮、圓歌さん。夏に浅草で聴いた女漫談の人はこの方のお弟子さんなのね。
生い立ちから始まって、勘当されたはずの自分の両親と先妻の両親と後妻の両親計6人の老人を抱えて送る、日常のお話。ずっと枕と云うか漫談というか、そんなんだと思っていたらこれは自作の落語だったという。しかし、お元気だ。


中入後は祗園のお姐さん方による「手打ち」。
花道から総勢17人が小さい拍子木を叩きながら出てくる。まるで真っ直ぐなエスカレーターに乗っているかのごとく、頭がブレない。腕は動かしているけど、肩から上は常に同じ高さ。これは〜スゴイ。舞台で順々に座っていくのもキレイなウェーブ。花街のお稽古の厳しさを垣間見たような。
ええもん見せてもろた。

一旦幕引いて口上。舞台には坂田藤十郎丈の贈り幕。すげっ。
やっぱりおめでたい席は楽しいし、誰であれ祝福したい気分にさせられる。
米朝師匠がおめでたい席なのに先代は陰気だっただの葬式だのゲンの悪いことばかり云う中、大笑いしている春團治師匠が見れたのが一番の収穫(笑)。他でも終始笑みを浮かべておられて、それ見て喜んでるバカです。
8人居並ぶうち、襲名経験者が5人、二世が4人。

時間が押していると上からの命令、ざこばさんは「落語しません」。まあ、いいけど。
云いかけて云うたらアカンとか気を引くようなこと云うて結局云う、そんな云うたらヤバいような内容でもなかったと思うけど、そんなんがお客さんは嬉しいんやろうな。自分が襲名した時にお披露目ツアーで米朝師匠に世話になったから、今回一緒に全国回ることで恩を返す、とかなんとか。なんやかんやいうてええ人やな、と思ってしまった。


さて、新米團治(新しいお米みたい、、、、)。
襲名披露で『百年目』、しかも米團治第一弾。やる気はわかるが、気負いすぎのような気も。ネタ選出ミス?ツアーでは全部違うネタをしはるんかな?
キリがないのでくどくどとは申しませぬが、云い間違いや言葉のてんごが多く、全体的においどが落ち着かない印象。アレンジしすぎなのが特に気になる。来年暖簾分けって、そうなの?番頭らしくないのはニンだからしょうがないとして、大店の大番頭の品がないのはちょと。いいと思うところも何箇所かあったけど、それにしても。
大事な米團治第一弾、しかもテレビカメラも入ってる、みんなお祝いムードでいっぱいなのだし、得意ネタやハメモノ満載の賑やかなネタの方がよかったんではないかと思う。ネタでやる気と覚悟を示さなくても、おもしろい落語をしてくれれば、上手くできればそれで五代目として認められ、これからが楽しみだと思ってもらえるんじゃないのかな。
前はそんなヘタなイメージはなかってんけど。一発目でコケると後が大変そうやが、後戻りはできひんもんねぇ。。。。。

口上がいちばんよかったと云われませんように。

『狸の賽』 桂 宗助
『西行鼓ヶ滝』 林家 正蔵
『天狗裁き』 桂 文珍
『西沢家の人々』 三遊亭 圓歌
「手打ち」
「口上」 司会:桂 南光 桂 米朝、柳家 花緑、桂 春團治、小米朝改め五代目桂 米團治、三遊亭 圓歌、林家 正蔵、桂 文珍、桂 ざこば(並び順)
「ざっこばらん」 桂 ざこば
『百年目』 桂 米團治
 

9/28染丸・正雀 東西林家の会

 投稿者:まゆ  投稿日:2008年10月 1日(水)04時55分1秒
  前半の不調を埋めるが如くのラストスパート最終はこれ。
東京に行ったせいもあるけど、年イチの逢瀬の正雀さんは今年3回目の快挙。

林家の会だけど、なぜか開口一番はしん吉さん。
甚兵衛さんとのくだりをすっ飛ばして助手とのやり取りから。助手の上田に「おもろかったら笑えよ」と云う先生のクスグリをはじめ、今までになく師匠ソックリになってはった。「アタック入れて驚きの白さ」が可笑しかった。

染雀さんの『稽古屋』は『色事根問』のくだりをあっさり省略して早々に稽古屋に出向く。ちなみに山城名物宇治の蛍踊りはある。ちょっとギスギスした感触で早巻の印象。

「待ってました」の掛声もよろしく、お待ちかねの正雀さん。なんで『牡丹燈籠』ちゃうねーん、との向きもあるが、『牡丹燈記』は文我さんでイマイチバージョン(失礼)を聴いているので、本家?がやるとどんな風になるのかワクワク。
ところどころ笑えるクスグリも入れつつ、やはり江戸だからってんじゃなくちゃんと会話多用の落語になっているのが根本的に某師と違う点。先日観た花組芝居の『牡丹燈籠』も思い出し照らし合わせつつ。正雀さんの情けなさそうな表情と声がまた乙女ゴコロをくすぐる逸品。怪談というよりは人情系ぽかった。

中入後は対談。正雀さんの師匠の思い出話を中心に、志ん朝さんのことなど。そして染丸さんが扇動してくれて、前に玉造でもご披露くださった、「彦六版 奴さん」と「歌右衛門版 姉さん」を華麗に一舞。眼福眼福。

染二さんの『餅屋問答』は時間の都合か、居候のくだりはなくイキナリ兄貴を尋ねてきて坊主を斡旋される。半ばのドタバタもややあっさりめ、かと思えば問答で聞こえないフリをするおやっさんのアホ面のすさまじいことといったら。

さてトリは染丸さんの『愛宕山』。六代目松鶴師匠に習ったとおっしゃってたけど、よく耳にするのとはちょと違う染丸バージョンとも云えそうな印象。ドラマで草若師匠たちがやってはったのは耳慣れた言葉やったけどなぁ。あまりおなかに入ってなさそうな、ちょと雑い感じの師匠らしからぬところも違和感の一つか。野辺の描写がほとんどなく、愛宕山の情景が希薄だったので残念。逆に一八の山登り描写が長いわりにやや単調で、だんだんシンドなっているのはよく出ていたけど、ちょと眠かった。

物足りなさは残るものの、トータルではやはり満足、かな?個人的に昼夜とも濃厚かつマニアックな会でちょと疲れたけど、へたった心を癒すには充分すぎる楽しいひととき。染二さんがまたやりたいとおっしゃったので、第2回を楽しみにしておこう。

『犬の目』 桂 しん吉
『稽古屋』 林家 染雀
『牡丹燈記』 林家 正雀
「対談」 林家 染丸、林家 正雀
『餅屋問答』 林家 染二
『愛宕山』 林家 染丸
 

9/28柳亭 市馬 独演会 第2回

 投稿者:まゆ  投稿日:2008年10月 1日(水)04時46分31秒
編集済
  やっぱり私はこういう正統派系が好みなんかもしれんな。末広亭→ビッグショーときて、手を出さずにおれんくなってとうとう独演会。6月の二人会に行けなかったせいもある。

開口一番は市馬さんのお弟子さん、古風な名前。プロフィールを見ると今年3年目。
師匠曰く「温度の低い『転失気』」、修行中らしい真面目さが伺える。ところどころ笑える箇所もあったし、師匠が云うほどそんな箸にも棒にもという感じはしない。まあ、ボロカスも師匠の愛情ね。キャラ的にはまめださんみたいな扱われ方(笑)。がんばれ。

師匠の思い出話に花が咲く、長い長い枕で既に堪能。小さん師匠の園遊会でのエピソード、むっちゃオモロイ。
お殿様が好青年にみえる。美味しそうな焼きたての秋刀魚が頭にありありと浮かび、もーすんごい食べたくなるお江戸ネタ。一気に市馬さんの世界に惹き込まれ、やっぱ来てよかったなと早くも満足。

と、江戸前に惹き込ませておいて、また一気にもっちゃり上方世界に引きずり戻す雀三郎さんの『天王寺詣り』はさらに絶品。今までそんなにおもしろいと思ったことはなかったのだけど、笑ろた笑ろた。イタチや犬の鳴き声が脳天に響き渡る。おこものマネ、サイコー。四天王寺さんの描写がまた、えがったなぁ。

中入後は枕もなく本題『ねずみ穴』へ。夢オチとわかっていても、焼け出されて兄貴に無碍にされるくだりはついほろり。かといってそんなに湿っぽくド人情系にならないところがいい。
このセーブ加減、クールというほどではないんだけど、少し俯瞰したような空気感がこの方の特徴のように思う。それでいてあったかく、こっちをしっかりのめり込ませるんだから、もうっ。て感じ。


最後はお楽しみ、ミニ歌謡ショー。
先日歌手デビューなさってその曲をご披露。1曲目はA面?でバリバリ演歌。歌詞も高度成長期のニオイがプンプンで、ええわぁ。コブシも効いてめちゃ上手い。エコーバリバリ。そして2曲目が、やったぁ!
三波春夫の「俵星玄番」、3番くらいまで歌ってありがとうございました〜となったので、ええっまだまだあるんちゃうん、と思ってたら、続きを。てことを何度か繰り返し、けっきょく最後まで。いや〜堪能しました。落語ももちろんよかったけど、すいませんっ、「俵星玄番」が一番良かったですっ。
次回来阪の節は、ぜひまたお伺いしたいものだ。くふふ。

『転失気』 柳亭 市丸
『目黒の秋刀魚』 柳亭 市馬
『天王寺詣り』 桂 雀三郎
『ねずみ穴』 柳亭 市馬
「ミニ歌謡ショー」 柳亭 市馬
 

9/27東西落語名人選 第34回

 投稿者:まゆ  投稿日:2008年10月 1日(水)04時25分42秒
  確かチケットを取ったのは5月、1時間くらい並んだっけ。そもそも偶然ぴあで神戸文化ホールの広報誌を見て知ったのだ。発売日のちょっと前に。何たる偶然。

真打の三三さんが開口一番というまことにゼイタクな会。11月の船場の会みたい。
枕の流れからあれかなこれかなと思い巡らし始まったのは前にも聴いた『悋気の独楽』。いかんせん定吉が丁稚らしくないが、やっぱミミちゃんは年寄が上手い。ジジ専か?こうしてこの飄々とした上方では得難いキャラに、ますます惹かれていくのだ。

さらに云うなら、八方さんが2番目の会って、どおよ。昼の部は染丸さんがこのポジション。
枕は勿論、季節柄特に気になる阪神の話題。そして食品偽装の話題になって、何のネタをするのか見当つかないまま始まったのは『蛇含草』。ビックリ。こんなんもしはるんや。
常套句どおりではない展開ではあるけれど、曲食いのくだりも交えつつ。惜しむらくは「人間が溶ける草を食べたので」がなく、いきなり「人間が溶けて餅が甚平着て」となったので少々わかりにくかったのではと思う。余計なお世話?

春に続いて2回目の歌丸さん、長い長い枕は取りとめもなく、やがて今はなくなってしまった病気「恋わずらい」の話題になって、『肝つぶし』のような始まりだったのでそのつもりで聴いていたが、どうやらお相手は実在の人物。結局ぜんぜん関係ない短い噺。似て非なるもの、それは「恋わずらい」と「肥わずらい」。

中トリは三代目さま。薄いラベンダー色のお召し物、ネタは、、、、、云いたくない!いや、いいんだけどっ。2日前にも聴いた『祝いのし』。こないだより絶好調で、それはそれでよかったのだから、よかったのだけど。ちょっと前半のハトオヤジが渋めだったのが残念なだけ。
『子ほめ』か『高雄』が聴きたいのだけど、無理なお願い、かなぁ?今は聴けるだけよしとしよう。

染丸さんの『寝床』率高し。個人的には、せっかく?なのでバーンと『屑より』でもかましてほしいところ。
普段はまことにええお人の旦さんの駄々っ子具合がかわいく、番頭に諭されて機嫌を直す時のぐふぐふ笑いが気色悪くて可笑しかった。スタンダードフルサイズ、ポジション上ちょと長く感じたけど、まことに結構。

トリはミミちゃんのお師匠はん小三治さん。
のんびりのんびり展開していく『青菜』であって『青菜』でないような感覚。キャラクター付けが少々上方と違うように思う。特別なクスグリもなく、淡々と進む中に妙な味わいというか可笑しさが。小三治さんのニンなんでしょうか。氷敷いてるだけがご大家じゃねぇなぁ、が(笑)。
長屋に戻ってからも特になんかってわけじゃないんだけど、ふつふつとくる。押入れから出てきたおかみさんが無言で汗を拭い拭いするシグサがもう、たまらん可笑しさ。正直、ご大家での前半はややユルすぎて眠気を誘う雰囲気だったけど、最後の最後でアッパーくらっちまったさ。
あ、「ひ」じゃなくて「し」って発音に思わずニヤリ。

神戸くんだりまで来た甲斐がござんしたよ。

『悋気の独楽』 柳家 三三
『蛇含草』 月亭 八方
『越後屋』 桂 歌丸
『祝のし』 桂 春團治
『寝床』 林家 染丸
『青菜』 柳家 小三治
 

9/25天神寄席 第23回

 投稿者:まゆ  投稿日:2008年10月 1日(水)03時41分4秒
  早々にチケットを取っていたのだけど、仕事の都合で行けなくなり、中入後から。
補助席といいつつ空いていたので、普通の席に。

米平さんは紙芝居で『西遊記』。孫悟空がお釈迦様と対決するところから金角銀角を倒すところまで。孫悟空が瓢箪に吸い込まれる仕掛けが凝ってておもしろかった。眼下に広がる景色がビュンビュン飛んで行くのとか、500年が経った、とか、しょうもないんだけど可笑しかった。

代わりあいまして三代目。
何故か座布団の下に緋毛氈が敷かれる。引っかかって滑って怪我でもしたらどうするんだ。
『祝いのし』かぁーと勿体なくもちょっとガッカリしつつ、でも、ハトオヤジは可愛くて、なんじゃかんじゃと笑わされ、みんなハッピー。今日はいつになく軽快な雰囲気がしたけど、ゴキゲンさんなのか、体調がおよろしいのか。
何にしてもええこっちゃ。
2席1500円でも満足よ。

林家 市楼
林家 染弥
露の 団六
月亭 八方
「立体紙芝居、西遊記」 桂 米平
『祝いのし』 桂 春團治
 

9/24まるまる出丸の会 第107回

 投稿者:まゆ  投稿日:2008年10月 1日(水)03時36分22秒
  最近ネタおろし?雀五郎さんの『短命』は初聴き。淡々といつものように話が進む中、時折妙な含み。めちゃ可笑しい。雀五郎さんと色っぽい噺にギャップがありすぎて、聴いてる方も意味なくドキドキ。
枕での北京オリンピック「ホントに見てないんですけどね」の連発が可笑しかった。常套句以外の枕、珍しや珍しや。75日寿命が延びる?

『上燗屋』の部分は絶好調でおもしろかったのに、道具屋の終わりくらいから調子が変わる。上燗屋との最後のやり取りも省略し、家に帰ってからも短く(ヌケ?)て、『首提灯』のくだりがおなざりな印象。前半が良かっただけに、予定変更で『上燗屋』まででもよかったのになといささか残念。

春にお出まししたばっかりの福笑さん、今年2度目。また中国の○○、もう何かと話題が豊富だからしゃーない。事故米のことなどさんざっぱら笑わせて本題へ。ボケるんなら噛むなよに(笑)。
大道易者と客のやり取りをダジャレ尽くしで、なんかもう、今この瞬間さえオモロかったらそれでええ、というような刹那を感じる。まあ、そんでええんやけど。

『百人坊主』って、うーーんと前に1度聴いたことがあるきり。やる人少ないの?
「腹立てん講」で一所懸命ガマンする表情が、困った顔の出丸さんのオンパレードで楽しい。死んだとウソをつくシチュエーションがどうも後味悪いのだけど、本堂いっぱいの坊主頭を想像すると妙ちきりんで可笑しい。

次回も豪華ゲスト。

『短命』 桂 雀五郎
『首提灯』 桂 出丸
『大道易者』 笑福亭 福笑
『百人坊主』 桂 出丸
 

市川崑追悼特集「八つ墓村」

 投稿者:まゆ  投稿日:2008年 9月30日(火)03時57分55秒
  豊川悦司が金田一の新バージョン。
トヨエツの金田一はちょとカマっぽいが、特に違和感はない。これはこれでありかも。金田一役者の条件は下駄履いて全力疾走できる人?
主役は新しくなれど、レギュラー陣は勢揃いで金田一ワールド全開。

等々力警部の加藤武はもちろんだが、岸田今日子と白石加代子がやっぱりやっぱりな役柄でちょっとしたごちそう。濃茶の尼なんて、白石加代子当て書きとしか思えないもの。猟奇的な岸辺一徳もステキ。
郵便局の宿屋夫婦にしても喜多嶋舞にしても崑金田一モノの登場人物らしいのに、宅間伸と浅野ゆう子が全体の雰囲気を土曜ワイド劇場ぽくしてて、いささか物語の魅力半減。高橋和也は意外と戦後の人っぽくてよかった。

亀田某の消息を尋ねた先の時計屋さん、この時計だらけの画面といい、几帳面云々の科白といい、「満員電車」での川口浩の実家のくだりとソックリ。奇しくも直近に観たところだから発見したけど、いやいや、ちょっとしたところに色々仕掛けがあるもんだなぁ。
ビックリや。
 

市川崑追悼特集「四十七人の刺客」

 投稿者:まゆ  投稿日:2008年 9月30日(火)03時56分10秒
  公開当時、時を同じくして深作欣二監督「忠臣蔵外伝 四谷怪談」もやっていて、私はそっちを観に行ったのだった。佐藤浩一の伊右衛門カッコよかった〜。高岡早紀のないすばでぃぬーどが話題でしたねぇ。
っと、イキナリ閑話休題。

あまりに通説と違う設定に戸惑いつつも、ミステリ仕立ての展開にこれはこれでオリジナルの面白さが。
大石内蔵助と色部又四郎の駆け引き、陰謀、諜略。ここでは刃傷の原因すら謎とされていて最後までわからないままに。吉良憎しの風聞を流させるなど、卑怯極まりないあの手この手を駆使させ、赤穂義士を「刺客」とするだけのネタがてんこ盛り。あの吉田忠左衛門をして悪人のような科白を吐かせる。
ちなみに吉田忠左衛門は大河ドラマの「元禄繚乱」と同じく、密かにお慕いしている吉田學でうふふ。
対する上杉家も負けじと破格の禄高で仕官を誘う脱落作戦などを駆使し、挙句に吉良屋敷を要塞の如くに大改造して、もう迎え撃つ気マンマン。
これは時代が元禄なだけで、もはや戦国時代か現代の情報戦争か、みたいなノリ。


大石内蔵助の健さん、貫禄と威厳は充分なんだけど、どうも国家老の雰囲気じゃないんだよね。「刺客」やからそういう設定なんかもしれないけど、健さんへの先入観かもしれないけど、あまり身分の高い人には見えない。ワイルドすぎるというか、あまりにも肉体派。そのくせ、湯殿で黒木瞳を抱きしめるシーンは色っぽさ全開で、どこが不器用やねーん(←話ちゃうから)。

色部又四郎は中井貴一、むっちゃ悪い人相で目ぇ吊り上げまくり。悪悪い切れ者ぶりは出ているものの、柳沢吉保に対してはワリ喰いまくりカワイソウなほどで、吉良に対して死んでもかまわんとか云いながら必死のパッチで守ろうとしてあたふたさせられている。大石に対してもライバルになり得ていないところに哀愁が。

正直前半は少々退屈というか、全貌を知らない人なら混乱するのではと思うようなめまぐるしい転換。
それが、いざ討入になると崑テイスト満載で面白いのなんの。やはり崑映画はこうでなくちゃ。真っ赤な血しぶきぶしゅうぅぅ。
クライマックスはおびえ逃げ惑う憐れな老人吉良上野介を追い詰め、悪鬼の形相で有無を云わさずなぶり殺しにする大悪人大石内蔵助が返り血のシャワーを浴びながら首を掻き切るという、残酷極まりない無残なもの。もはや忠臣やないな、執念の鬼や。

そんで、おなかの大きいお軽が内蔵助の命で京に戻ってきた忠僕を見て「旦那さんもお戻りか?」と無邪気に振り向くカットで終わる。
後味の悪さを緩和させるためか、残された人の哀しみを想像させるためか、何にしてもムチャクチャするだけしといてキレイに終わるなんて、ズルイよな〜。いやいや。


胸元ざっくりな着付はカントクの好みか?宮沢りえが吉永小百合に似ているのは撮り方のせい?
天目茶碗を台ごと持ってお茶を飲む色部又四郎、元禄時代のお茶の作法は知らないけど、それってあってるの?危ないやん。
仮名手本でもないのになぜか天河屋義兵衛、天野屋ではイカンのか?
なんてことも思いつつ、「忠臣蔵」のつもりで観なければ面白いんではないかな。原作がこうなんだろうけど、ちょと設定が斬新過ぎた。
 

以上は、新着順71番目から80番目までの記事です。 4  5  6  7  8  9  10  11  12  13  |  《前のページ |  次のページ》 
/20 


[PR] アンチエイジング