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8/25北新地落語会 第4回

 投稿者:まゆ  投稿日:2008年 8月29日(金)03時02分53秒
  北新地で19時半開演となりゃ。
似たような雑居ビルが並び、入口に立札もチラシもなく場所が場所だけに、ホントにこのビルに入っていいのか悩む。そんなスリリングな会(違うって)。

二乗さんで『普請ほめ』は初めてだ。たいがい牛までほめるから。ところどころ大きい笑いも入り、ニコニコと人懐こいキャラでええ感じの始まり。

吉坊さんを2席聴く会って何年ぶりでしょう。東京から帰るのに新幹線が動かなくて往生した枕をふんだんにしゃべって、おたのしみの1席は先日復活させたという吉朝さん因縁の?『死人茶屋』。
葬式の真似事とお茶屋で『けんげしゃ茶屋』のようでもあり、若旦那の趣味の悪さは『太鼓腹』のようでもあり。若旦那がホントに死んだと思って嘆き悲しむおちょねはキラワレ者だけど実は情の深いええ女。とはいえ、最後の最後に一発かますあたりがなかなか侮れん。やるなぁ、おちょね。花街の女は転んでも?タダでは起きない。
三味線に合わせて唄ったり随所で吉坊さん本人が遊んではるんが楽しそうでええね。

図らずも昨日聴いた『ねずみ』は仙台バージョン、生喬さんは岡山バージョン。
因縁のくだり、もーうさっすが生喬さん、思わずほろっとさせられるも芝居がかりでクッサイことこの上なし。聴き込んでしまう。最初はオヤジが語る態で、分銅屋が出てくるあたりから小拍子打って相対形式になる切り替わりが鮮やか。

吉朝バージョンは久しぶりの『化物使い』。全体的に吉坊さんの声のトーンのせいか、しゃべり方のせいか、ご隠居のキャラがきつい感じ。悪気なく、いう雰囲気がないのでちょとイヤな人に思える。
一つ目小僧とのやりとり「泣かいでもええねん、ちゃんとしたら大きい声出さへんのや」てとこ、あっこ好きねんけど、やっぱもひとつ情に欠ける感じ。
今回は2席とも、たっぷりめいっぱいで長いと感じるわりに、間があまりなくてせわしない印象も。吉坊さんてけっこう性格キツい?

最後列で演者の首から上がかろうじて見れる。もちっと高座が高ければなぁ。

『普請ほめ』 桂 二乗
『死人茶屋』 桂 吉坊
『ねずみ』 笑福亭 生喬
『化物使い』 桂 吉坊
 

8/24ばんぶー亭 第14回

 投稿者:まゆ  投稿日:2008年 8月29日(金)03時01分5秒
  ネタ出し人おたのしみ、という趣向に乗せられ参加。
いくつか予想を立てるももまったくハズレ。だって、そもそも「まだ出てない人、3人出演、中入なし」の条件で考えてたのだから根本的に当たるわけがなかったのだ。ヤラレマシタ。
そんなんで、文華さん宗助さんの同期二人会。

文華さん曰く、鳴物の人手が足りないので主催者とそのご母堂がドラとあたり鐘を担当なさるとのこと。もともと家族総出の落語会ではあるが、これぞ手作り、アットホームの極み。
ちりとてちんの食べごろは「目ピリ鼻ツン」。久々に聴いたこのフレーズ、ニオイに対するタケのこれ以上ないほどのリアクションがむちゃ可笑しかった。

そうそうそう、宗助さんは「深ーいか、深いか?」やねん。でも大概の人は「深ーいか、浅いか?」やねん。深さを尋ねてんだから「深いか浅いか」でええんやろけど、「浅いぞ浅いぞ」との対比で行くと「深いか深いか」でもええんやろなぁ。うーん、どっちゃでもええんだけど、ちょと気になる。
喜六のあほっぷり、庵主さんの色っぽさ、宗助さんの得意技満載で楽しゅうござんした。

文華さんの『ねずみ』は仙台バージョン(東京式)で、これは初めて聴くパターン。虎屋との因縁のくだりを会話ではなく、基本一人語りの態で。かなりお涙頂戴な雰囲気になりがちなところをうまくコントロールして、適度に人情風。卯の吉がかわいい。

手馴れの『蔵丁稚』は羽織を脱ぐタイミングに新たな工夫。判官さんが着物を脱いで死装束になるところ、シグサのついでであり視覚的にも効果アリ。芝居のシーンから定吉に戻る落差はある意味カタルシス。最初の旦さんとのやりとりも絶妙。
考えてみると、今回ネックになったのは演者が少ない『ねずみ』だったけど、『蔵丁稚』もそんなにいてないような。

大半のお客さんはここでしか落語を聴いたことがないてな人、だからもうツボツボでどっかんどっかん笑いが起こる。なんとなく自分もリセットされて初めて聴くような笑いっぷり。

この日は目移りする会が多数でたっぷんたっぷん大揺れの心境、その上ネタ的にハズレはなさそうだけど、あまり好みでない人だったらヤだなぁという不安も。
結果は無心の勝利?大正解のチョイスでありました。

『ちりとてちん』 桂 文華
『七度狐』 桂 宗助
『ねずみ』 桂 文華
『蔵丁稚』 桂 宗助
 

8/22神田愛山独演会 第4回

 投稿者:まゆ  投稿日:2008年 8月28日(木)02時50分34秒
編集済
  4月の折には秋ぐらいとおっしゃっていたけど、早々にお出まし。しかも『髪結新三』前回の続きとくりゃ。

今回も前講は南海さん。南海さんで『寛政力士伝』は初聴きかも。
雷電と小野川の対決。小野川とおっかさんとのくだりは省略して対決をメインに、何度となく切られて聴きそびれた試合結果もわかり、それは満足なんだけど。母親の死を知らされた敗者の小野川が雷電に切りかかる、というところでちょうどお時間。この後はどう解決するんだか。
前講だからしょうがないけど、小野川のパーソナルシーンがないと小野川が悪モンの印象。ちょと駆け足だったかな?

さらり発端を読んで、さっそく新三の長屋から。前回と打って変わってわりとコミカルな話だからあまり聴き込むという感じはないのだけど、ところどころ出てくるドスの利いた啖呵は江戸前、やっぱカッコいい!
新三の上を行く家主さんの出自が気になるなぁ、絶対カタギのお人やおへんやろな。ふふふ。

自作ではない新作は舟木一夫の「高校三年生」をモチーフにした人情系話。主人公は聾学校の先生で一人語りで進行していく態。愛山先生曰く、一人称の講談はあまりないので珍しいということだけど、愛山先生の自作や結城昌治モノはわりと一人称形式が多いから違和感はない。
んでお話はというと、ほろりとさせられる部分もあるんだけど、正直そんなに、先生が絶賛されるほどいいとは思えず。生徒にメール(しかも電話)で舟木一夫の歌の歌詞とそれにまつわる先生のエピソードや所感を何度も送りつけるところは、感動的なようで、ホンマやったらかなりウザい(笑)。
それでもほろりとさせられるのは、愛山先生の渋い声と語り口故。江戸前の珍しい講釈が聴けるからだけでない、愛山先生を追っかけるのは、けっきょくここなんだなーと改めて思う。

今回も堪能いたしました。


おまけ
聾唖の人が携帯メールの発達のおかげでコミュニケーションの手段を得たというハナシに感銘。『一文笛』の逆で、どこで何が誰の役に立ってるかわからんもんやなぁ。てやつ。

『寛政力士伝より雷電対小野川』 旭堂 南海
『白子屋政談(髪結新三)より鰹のゆすり』 神田 愛山
『高校三年生』 神田 愛山
 

8/20まるまる出丸の会 第106回

 投稿者:まゆ  投稿日:2008年 8月28日(木)02時49分7秒
  夏休み最後のイベントは恒例のコレ。

喬介さんはやっぱり師匠の三喬さんにソックリなしゃべり方、ゆっくりていねいで聴きやすい。前に比べて上手くなりはった気がする。ところどころ笑いどころもあっておもしろかった。

去年も確かこの時期に『蛇含草』しはった記憶。そん時と同じ着物だったので、番組見てなかったけど『蛇含草』やな、と。長屋が如何に暑いかの表現が、もうむちゃくちゃ暑いんが伝わってくるくらい真に迫ったものであった。エアコンのない我家と似たようなもんか。
ひとつ気になったのは、蛇含草をくくりつけた時は右のおなかの下あたり、甚平さんの紐やったのに、食べる時はおなかの真ん中へん、羽織の紐になってたこと。位置がちょっと違うだけで変わってしまうもんなんだなぁ。見立てと想像力はあなどれん。

鶴志さんは枕もたっぷり、ネタもたっぷり。5升飲むうち、1升ごとに飲み方を変えてはって、特に4升目が旦さんがしゃべっているうちに飲み干す演出なのは秀逸。くぅ〜くぅ〜くぅ〜いう音がすごくおいしそうに聴こえる。

前半はかなり危なくって、久しぶりにスリリングなひととき。後半はやや不安定ながら勢いついて、まま快調な感じ。かといって聴いててしんどいわけじゃない。すんなりイメージが頭によぎって入り込めるのはキャラクターと設定がお腹に入っているから?たぶん、ご本人が思ってはるほど悪くなかったと思う。

『道具屋』 笑福亭 喬介
『蛇含草』 桂 出丸
『試し酒』 笑福亭 鶴志
『質屋蔵』 桂 出丸
 

8/19天満天神繁昌亭 昼席

 投稿者:まゆ  投稿日:2008年 8月28日(木)02時46分57秒
  夏休みだから。
整理番号付になったおかげで早く行かなくてもよくてラクチン。着くなりシュッと入れていつもの席に座れて。お盆も終わったのに立ち見も出る大入満員。

土曜に続いて佐ん吉さん。繁昌亭昼席でも充分通用する華やかさというか明るさが感じられる。最初えらい早まくで、このままいったらしんどいなと思っていたけど、市兵衛さんが出てきたあたりからゆっくり普通のペースになって聴きやすくなった。10分はツライね。

阿か枝さんを最後に聴いたのはいつだったか?丁寧かつキレイな口跡で、長口上の客の科白もわりと聴き取れて、最後にゆっくりしゃべってくれるからどんなお品かわかった。けっこう凄いお道具〜。

そういえばGWの時も出丸さん出番やった。狙ってるわけではないのだけど。
枕から出丸さんらしさ全開で、耳タコ枕でも所変わればでめちゃ可笑しい。繁昌亭で『子ほめ』を聴くと時間の都合でほぼ番頭さんとのやり取りは省略されるが、なんとか入れる工夫はないもんかしらね。あそこの困り具合がいいのに。

先日藤山直美の公演で見たのは長作さん。こちらは正児さん。宮川左近、ハナ肇、いかりや長介、、、グループのリーダーが一番最初に亡くなっている、という説になるほど。ウケてるし笑いもところどころおきてるんだけど、なーんとなくノリきれてないような、イマイチ掴み切れてない感じ。漫談ってこんなもんなんかなぁ?

たまさんて、公?の場で新作を出すときはもっぱらショート落語をやってはるような。本人もウケるか確かめるためとおっしゃってるけど。これは初聴きの、胎児がおなかの中で意識を持ってしゃべってて出てくるまでのお話。おなかの中ではお兄さんだった子、先に出てったから弟になるんやんなー、なんてことを思ったりして。初めて聴くせいもあるだろうけど、かなりおもしろかった。読み聞かせで『蟹工船』て!帯解いてへその緒に見立てたり、さかさまになったり、激しいネタ。最近富にアグレッシブになってはるような気がする。。。。

今週浅草演芸ホールに出演中で、今日は病気休演ちゅうことになっているという鶴光さん。今回は浪曲ネタ。先日、小染独演会で幸枝若とコラボしてはったやつ。
人気者のタレントさんでもあるから、脱線したら客は喜ぶだろうけど、個人的にはあまり脱線してほしくないな。自分でしゃべってて笑うのも、どーも気に障る。噺に集中できん。それでも世界に引き込む威力はさすが。


中入はさんで、よね吉さんも久しぶり?白っぽい着物に黒絽の羽織だったから『蛇含草』かと思えばすぐ脱ぎはった。夏といえば怪談ですねーまだ何やるか決めてないけど、みたいなことを云いつつやっぱ『皿屋敷』。前半を大胆にカット、最初のお菊さんの出はなかなかそれっぽくはかなげやたのに、ポンポンポンポン云いなはんなのところではオバチャン全開よね吉キャラで可笑しかった。

先日の花花に続いての仁昇さんは花花と同じ着物やなぁ、っていいんですけど。枕もいっしょやったんで『つぼ算』やったらどねしょーと思ったけど、『崇徳院』。あまりニンでないような気がしたけど、ままおもしろかった。全体的に端折り気味で、割れても末に買わんとぞ思うオチ。
ひょっとして掛け持ち?

米八さんは独楽調べ、輪くぐり、刀、綱渡りなど。久しぶりに拝見すると新鮮な感じ。

めっちゃリラックスというかフレンドリーというか、客のノリがよいので調子に乗って枕をガンガン飛ばす福笑さん。北京オリンピックのことから中国の××云いまくり、ここだけのハナシでっせのオンパレード、中国のことばっかり云うからもしやと予想してたら当たりで、ネタは『今日の料理』。ルーチョンキ先生はじけまくり。最後まで笑わせられっぱなし。

今回は何度となく聴いている人ばっかりで、皆々さま溶けるような暑さにもかかわらずの熱演で楽しゅうござんした。

『手水回し』 桂 佐ん吉
『金名竹』 桂 阿か枝
『子ほめ』 桂 出丸
「漫談」 レツゴー正児
『胎児』 笑福亭 たま
『掛川宿』 笑福亭 鶴光
『皿屋敷』 桂 よね吉
『崇徳院』 笑福亭 仁昇
「曲独楽」 桂 米八
『今日の料理』 笑福亭 福笑
 

8/15桂千朝の会 氣樂堂寄席夏の大一番3日連続落語会

 投稿者:まゆ  投稿日:2008年 8月20日(水)03時43分56秒
  久々拝見の佐ん吉さんは化繊だけど涼しそうな生成の着物。表情やリアクションの表現が豊かでうまなりはったなぁ。ちょっと押せ押せなので、強弱があればいいなと思う。

千朝さん最初は夏だけど『天神山』。
前に酒席でへんちきの源助はへんちきを意識した、いわば作られたへんちきだから本当はへんちきではないのでは、というようなことを話していたのだけど、千朝さんのは「人と変わったことしなきゃ、だってへんちきだもーん」みたいな科白が入っていたので、やっぱそうなんかなぁ、と。ここんちのへんちきはへんちきじゃないらしい。
やっさんと狐のやり取りは、ほのぼのとした気持ちにさせられる。結構でした。

『禍は下』久しぶりかも。枕は定番のやつ。旦さんが網でぴゃーとか、云うてしまいますわぁとか同じ科白同じ動作をまったく同じようにやりはるんで、リピート具合が可笑しい。云うてしまいますわぁが前の二つと違ってホントに云う時には観念した様子が出てて、それが新たな発見。

『肝つぶし』も久々に聴くネタ。サゲで兄が「肝がつぶれた?」の後に「よかった」て云いはって、その科白1つに千朝さんのやさしさを感じる。それでは由松は救えへんけど妹は手にかけいですむ、これが兄の本音かいなぁ。
お嬢さんが襦袢一枚になって布団の端に入ってきて、、、のくだりでだんだん前のめりになっていく兄のおっさんくささがおもしろかった。

抽選会はスカだったけど、毎年恒例お盆の千朝さん聴けてよかったよかった。

『寄合酒』 桂 佐ん吉
『天神山』 桂 千朝
『禍は下』 桂 宗助
『肝つぶし』 桂 千朝
 

8/15花花寄席

 投稿者:まゆ  投稿日:2008年 8月17日(日)02時50分57秒
編集済
  30人くらい?おそらく前売りの人か、前2列は詰め気味。横に誰もいなくてゆったり座れるから200円UPだけど、当日の方が座席としてはいいかも。
うちわとオールカラーブックレットとお茶(高そうなやつ)のプレゼント付。

三幸さんの古典は初めて聴く。新作だとスルーできるけど、やっぱり古典の聴きなれたネタだと訛りが気になる。仁兵衛さんもあほも押せ押せのしゃべり方なので、朝イチにはちょとしんどい。
とはいえ、だだっ広い会場に少ない客というやりにくいシチュエーションの中、一所懸命さは伝わってきた。

花丸さんが今日イチ、かな?だって『ちはやふる』。でも、ご本人はイマイチいつもの調子でなかったような感じ。歌の間に挟む仮面ライダーみたいな掛け声が可笑しく、イタコも絶好調でミュージカル調の歌もサイコー。

遊方さんのは初めて聴くやつ。同じパターンのくりかえしでちょとずつ違う(だんだんエスカレートしていく)んが可笑しい。まんじゅう投げる奥さんええなぁ。つい、べんちゃら云うてしまう人間の性がオモロイ。

八光さん、ところどころ飛んだりかなりアヤしい上に、目線もおかしい。子供のすごろくでわからへんのに裏表で7になるやつとかいうんでわかるのは、強引な運び。現代語やカタカナ語が入るのはなんとかしてほしい、とか、たぁーーーーちゃんっ、と必要以上に長く伸ばすんがうっとおしいなぁ、とか、まあ、しょうがないとはいえ、贔屓目に見ても辛口にならざるをえないのは、ごめんなさい。

トリは上官殿。そういえば、前回来た花花も遊方さんと仁昇さん出てたよなぁ。
最初のやり取りをバッサリ省略して、仁兵衛さんに事の経緯を語らせる始まり。おなかに入ってないのか、ところどころ抜けててちょと雑な印象。それでも要所要所ではキチンと笑わせてくれるので、悪い印象はない。

会場としてはええ感じやと思うんだけど、なんでわざわざ京橋に造るんだろうね。

『普請ほめ』 桂三幸
『ちはやふる』 林家 花丸
『虚礼困惑騒動』 月亭 遊方
『たぬきの賽』 月亭 八光
『つぼ算』 笑福亭 仁昇
 

8/13文華の勉強会 第1回

 投稿者:まゆ  投稿日:2008年 8月17日(日)02時49分47秒
  雀のおやどで開催の文華さん一人会。
1〜2回だけやってお蔵入りしているネタを虫干しして、繁昌亭やゲストの会なんかででもかけられるようにしようという主旨の会。だから完成度は期待しないで温かい目で見守ってね、とのこと。
まあ、本息でも見守らんとアカン人はたくさんいるから、その辺は鷹揚に。ツウな人もたくさんいらしてる様子、一見フランクでリラックスしてはるようで、研鑽道場みたいな心持なのかもね。

そのような開催の経緯をたっぷし枕でしゃべって、最初は『犬の目』。これは何であんましやらないの?まったく問題ナッシング、面白かった。

1席目と3席目が短いのでちょっと長めのネタ挿入ということで『高津の富』。
ちょっとウロ覚えの箇所あり、でもおもしろかったのでお蔵入りするのは勿体無いと思う。宿屋の主人が1〜2回見比べてすぐ気がつくので、とんとんと進んで聴きやすい。あのね〜、このね〜。

大体が「地盤珍華」→「はやかぶ」→お蔵入り、というパターンらしく、これははやかぶで聴いたことがある。
演目決めてから『犬の目』とツイてることに気がついた、と。先生も赤壁周庵先生。目医者もやってはりませんか?いや、ウチは内科やから。爆笑。
枕でサゲに相当するネタを仕込んでおかないといけなくて、そこでそれがサゲに関係してくることをバラさないように、かつ忘れさせないようにしないといけない。なかなかむつかしいようで。

最後にちょろっとした抽選会があって、おひらき。プログラムに今後やる予定の演目が並んでいるので、次はどれかいなぁと云うおたのしみもある。次回は12月。

『犬の目』 桂 文華
『高津の富』 桂 文華
『辛子医者』 桂 文華
 

8/10一心寺浪曲寄席 170回目

 投稿者:まゆ  投稿日:2008年 8月17日(日)02時46分36秒
  何も予定のない日曜日、ふと積み上げたチラシを整理するともなく崩すと出てきたのが、これ。見つけてよかったのか悪かったのか。。。。
動くのも億劫な猛暑なのに、急いで掃除洗濯を済ませ5分遅れくらいに到着。

いってんさんは講釈でおなじみの『雷電の初相撲』、当然ながら多少筋が違う。いよいよ明日は雷電と八角の一番というところでお時間。そこで切りますか。節をメインにした構成で楽しげではあるが、もひとつリズムに乗り切れてないような歯切れの悪さを感じるのが少々残念。

次は初めて聴く、というよりお名前も初めて目にする人。見た目キャリア長そうだけど、どこか頼んない印象。節回しは悪くないけど、少々パンチが足りない。啖呵はというとこれまた弱々しく、科白のやりとりなんかはまだ恵子さんの方が惹きつけれられるし上手いと思う。
と、終始頼んない眠気を誘う一席であったが、何故か最後の節で急に元気に。最後の最後の一節がよかった。ぱちぱちぱち。

四郎若さんは季節ネタ、先日講談でも聴いた『応挙の幽霊』。さっそく聴き比べができる。大筋は同じであるが細かい設定やストーリーが違い、やはり講釈の方が細かくておもしろいかも。ストーリー上多少のアラはあれど、自在に操る節と啖呵で面白おかしく聴こえるから不思議。

今度NHKの収録でやるのの練習ということで、「下田のナントカ」とタイトルをおっしゃったけど忘れた。「唐人お吉」のお話。
70いくつには見えない大きくて艶やかなお声。お吉のクドキ(というのかしらんけど)についほろり、枯れても芸者、女の色気がそこかしこに。ちょっと短めかな?最後のほうはややダイジェスト気味でもっとタップリ聴きたかったけど、名人芸を堪能。

客のほとんどがお年を召した人ばっかりで、最近演者は若返って賑やかな印象だけど、聴く方はやっぱ若返りはまだまだなのかな?と思った次第。

来月は彦八まつりとかぶるけど、幸枝若さんトリやし、また来よっかな?なんて。

『雷電の初相撲』 幸 いってん
『斉藤内蔵助』 春野 一
『応挙の幽霊』 松浦 四郎若
『唐人お吉』 京山 小圓嬢
 

8/9らくご・らいぶ in GM-1

 投稿者:まゆ  投稿日:2008年 8月17日(日)02時41分48秒
  そうなのよ、奈良は京都より近いのよ。
今さらながら気づいた昨今、この会は土曜日だからお稽古帰りにはなかなか行きづらいけど、休みの日ならば。ということで初参加。
駅からめちゃ近で地図も簡単でバッチリのハズが、やはり迷ってしまった。んー、わかりにくいのはわかりにくい場所なんだけどね。

おにぎりはなくなったけどとお茶だけいただき、最前列しか空いてなかったので珍しく砂被り席。高座が高いので見上げる態で首がしんどい。
雀五郎さんは手馴れの『黄金の大黒』、途中まで。そういえば、ここんとこサゲまで聴いたことないな。

米二さんの一席目は季節ネタで。橋の上から見下ろす情景が浮かぶ。奇しくも昼間に夕涼み連中と逆の立場を味わってきたっけ。清八が喜六の嫁さんの悪口を云わないのがいい。

今日のこごさんはいったいどないしたんと云うくらいハイテンション。布袋さんのくだりはなく、ただ割れたと導入はあっさりだったが、だんだん濃密になっていく。50銭まけてもらうのに、二荷入りを6円にしてもらうのに、もうこれでもかっちゅーくらいのノリで可笑しかった。仁兵衛さんのマシンガントーク、堪能。

よくみると、今日の米二さんは2席とも乗物ネタやね。『住吉駕籠』は最後の蜘蛛駕籠まで。浄瑠璃もたっぷし。

『黄金の大黒』 桂 雀五郎
『遊山船』 桂 米二
『つぼ算』 桂 こごろう
『住吉駕篭』 桂 米二
 

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